何か本質的なモノ

ゆっくり、でも着実に、夏に向かっている気がしないでもない今日この頃。皆様、いかがお過ごしですか?

 

僕は、もうすぐ35歳を迎えるところです。

 

 

 

そんな最中、遂にこの日がやって参りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年5月11日13時02分

次女誕生です!

2700gの、元気な元気な女の子。

名前は、「いつき」です。長女の、「みのり」に続き、ひらがなです。妻が命名しました。

 

 

今回は、良い機会なので、ずっと書きたかったけど、長ったらしくなるから敬遠していた事、も含めてつらつら書いてみようと思います。いつもながら、きっと、長くなります。笑

 

 

さて、名前。ねー。

人生最初のプレゼントにして、恐らく最高のプレゼントです。

一生モノ、というやつですね。

 

 

それを与える権限は、今回も妻になった訳ですが、正直、そんな大役、僕には荷が重いというか、ちょっと宗教的・哲学的な話になりますが、長女をここまで約1年半くらい、妻と一緒に育て“させて頂いて”、やはり母親というのは、子供にとっては特別な存在なんだな、と思う訳です。それに、結婚するときにも決めたんですが、それまで30年間生きてきて、貯金すら満足に出来ない男でしたので、お金も含め、任せられるものは全て妻に任せる事にしたんです。

 

 

そうしますと、びっくりするぐらい人生が好転致しました(笑)

 

 

なので、適材適所、といいますか、人生においても、きっとそういう事なんだと思います。ダメな奴は何してもダメ、というのは、否定的な部分だけに囚われなければ、あながち間違いではないんですね。無理せず、任せられるところは素直に任せてみる。自然に身をまかせる。let it be。ビートルズは、本当に偉大なメッセージを残してくれました。

 

 

結果、僕の場合、お金の悩みを筆頭に、貴重な人生の時間の大半を支配していた悩みがなくなり、その分、楽しいことや、家族や誰かのために何か出来る事はないかと考える時間が増えました。すると、自然と感謝される事があったり、還元される事が増えてきました。

 

 

 

ここからがようやく本題ですが、こういった事を、何となく深く考えてみると、あぁなるほどそういう事かと思う事が多々あった訳です。

 

 

 

例えば、飲食店。僕の場合でいえば、いつも歌わせて頂いている、ゆんたくがとっても分かり易い例かも知れません。

 

 

少しだけ、改めてゆんたくの事を紹介すると、神奈川県は川崎市にある沖縄居酒屋さんです。個人経営で、最寄りの川崎駅から、徒歩15分程の厳しい立地にも関わらず、今年で開店14年目を迎えるスーパーなお店です。

 

飲食店経営は厳しい、という話は何となく聞いたことある方も多いと思いますが、僕は営業の仕事をしている時に、本当にそれを目の当たりにしています。場所等にもよりますが、飲食店は8〜9割が10年続けられません。半年振りとかに営業の電話かけると、本当に普通になくなってました。飲食店が10年続かない色んな要因はあるのですが(そこまで書くとマジで長くなるので)、なのでゆんたくは心からスーパーなお店だと言えるのです。

 

 

前置きはこれくらいにして、音楽でもスポーツでも飲食店でも、基本なんでもそうですが、スーパーになる為には、スーパーになった要因が必ずあるものです。一貫して言えることは、スーパーになる為には、「如何に周りに影響を与えられるか」がポイントです。成功したいのであれば、“自分よりも、まず他人を喜ばせる事”が、実は物凄く近道だったりする訳です。

 

 

例えばゆんたくなら、沖縄料理屋にも関わらず、ほぼ毎日、ライブを行っています。立ち上げた当初のゆんたくは、主に沖縄雑貨を販売するお店だったそうで、現在とは、もはや業態すら違っていたそうです。そこから、沖縄料理を出すようになり、ライブをするようになって今に至るそうです。

 

 

もう一つの例を挙げます。幡ヶ谷36.5というライブハウスです。ここも、僕がよく歌わせて頂いているお店ですね。ここも今月、開店12年目を迎えたスーパーなお店です。

 

 

幡ヶ谷36.5は、ゆんたくとは逆で、最寄りの幡ヶ谷駅から徒歩30秒くらいなんですが、怪しい雑居ビルの3Fにある、カウンターを含めても席数30程の、ライブハウスとしては最小クラスの小さな箱です。そもそも、ライブハウスっていうだけで、飲食店と違って、基本、飛び込みのお客さんなんていうのは皆無なので、経営が難しそうなのは、素人の僕でも分かる訳です。

 

そんな幡ヶ谷36.5°、誤解を恐れずにいうと、僕がまず驚いたのは、飯の美味しさです。それまで、ライブハウスで飯といえば、簡単な酒とおつまみぐらいなモンでした。そして、それがやたら高い。幡ヶ谷36.5°の飲食メニューは、下手するとそこら辺の飲食店をも圧倒します。料理を作ってる方も、ほぼプロの方です。照明や音響さんは別にいて、料理は料理、音楽は音楽と、きちんと別れてます。

 

 

この2つの例を見比べると、面白い事が分かります。

 

 

一方は、ライブをやってる沖縄料理屋。

一方は、料理を出してるライブハウス。

 

 

スーパーになった要因、何となく見えてきませんか?

何故それをやったのか。

 

 

そう、ポイントは、どちらもきっと

 

 

“周りを幸せにしようとした”

 

 

いう事なんですね。

 

 

勿論、それをやったからといって、絶対に成功する訳ではありませんし、きっとそれが正解という訳でもないです。加えて、運やら縁やら才能やらが付きまとう、決してフェアではない闘いがそこにはあります(竹原ピストル 「10カウント」より抜粋)。

 

 

難しいけど、だから、面白い。

面白いと思えた貴方は、もう多分、その時点で勝ちです。

 

 

 

以上が、長ったらしく書きたかった、僕の好きな「何か本質的なモノ話」でした。

 

 

 

結婚して、みのりが産まれた瞬間に、僕の生き方・考え方は大きく変わった気がします。なんていうか、自分の為・成功する為に生きるというよりも、誰かの為・成功してきた事を残す為に生きているような、そんな気がするんです。全然ネガティブではなく、CDも、このブログも含めて、全て遺産・遺書のつもりです。勿論、今後も夢や目標はあるし、やりたい事も沢山あります。でも、いつ死んでも、全く後悔はないと思わせてくれたのが、みのりの誕生でした。

 

加えて、いつきまで誕生してくれて、これ以上望むものといえば、妻が僕の誕生日に作ってくれると約束してくれたステーキと、もうすぐ情報解禁になるFF7リメイクの発表と、出産祝いと、車と、、

 

 

 

欲望の塊か!!!

 

 

 

 

引き続き、宜しくお願い致します(笑)

 

 

 

 

 

恵太

 

2019年05月12日 | Posted in ブログ, 想い・雑談 | | No Comments » 

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