純潔を突き進むならば

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

や〜〜っと終わった。梅雨が。ねー。

 

 

 

 

雨は嫌いじゃないし、僕のApple Musicのプレイリスト「雨の日」は最高の出来だと思っている。どうでも良いけど、jazzはオスカーピーターソンぐらいしか聴かなかったんだけど、最近はセロニアス・モンクの方がしっくりくる。

ん?これって成立してるの?みたいな、どこか変だけど癖になるピアノが、ここ最近の世間のバタバタ具合だったり、考えても考えても腑に落ちないように思う事、そんな事と共鳴しているのかな。

 

 

 

兎にも角にも、今年も夏がきた。

イェーイ。

 

 

 

「選挙」

 

 

あれだけ「行かないと思います」って言っておきながら、結局行ってきました。

 

 

選挙行く時間を、安いキャベツ探す時間に使いたいっていう想いは今も変わってない上に、投票の帰り、結局安いキャベツも買えなくて帰ってきた次第なんですが、行って良かったなというのが感想です。

 

 

というのも、僕の感じた感覚が間違ってなかったんだなっていうのが証明されたからです。

 

 

早速、また長い話しなります。

いつもながら。

 

 

僕は、私生活でも音楽を作る上でも、極力、「普通の感覚」というものを大事にしようと心がけてます。それは、このブログではもはやお馴染みの営業会社で働いていた時代での経験から、そういった考えに至った訳です。

 

 

「ウッチーは、自分の事をどんな人間だと思ってる?」

 

 

とある営業現場に同行させてもらった車内で、上司からそんな質問がありました。

 

僕は、うーんと考えて、

 

「可もなく、不可もない人間ですかね〜」

 

と答えました。

 

上司はその答えを聞いて、大笑いしながら、

 

「そうだな!俺もそう思うよ。この現場は、ウッチーのアポだよね?お客様の反応はどうだった?」

 

「かなり良い反応でしたよ!これはゲット(成約)できるんじゃないですかね〜」

 

結果、その現場は成約には至らず。

お客様も、電話での反応とは全く違った印象で、凄く辛い現場だった、という事がありました。

 

帰りの車内で、行きの時にしたあの質問の意味を教えてくれました。

 

「全ては、他個評価なんだよ。例えば、ウッチーが電話で、凄く良い反応してくれるお客様だなーと感じたとしても、それはウッチーのそのお客様に対する評価なんだ。」

 

 

他個(たこ)評価。

 

 

 

この考え方が、僕が営業を学んだ上で、最も大きな財産になりました。

 

 

人の価値は、本人が決めるのではなく、他人によって決まる、という事です。

 

 

自分が自分をどれだけ素晴らしい人間と思っていても、どれだけ馬鹿だと思っていても、どれだけ良いライブをしたと感じても、どれだけ酷いライブをしてしまったと感じても、他人の評価は決してそうではないかも知れない。

 

 

他個評価を肝に命じておけば、自分の求める結果と違う結果が出た時に、”あの人はそう感じていたのか。じゃあ次はこうしてみよう”、みたいに、失敗してもあまり感情的にはならずに(悔しいけど)、割と建設的に物事を考えて次に進めるようになります。

 

 

その上で、上司に言われた「可もなく不可もなく」という評価。

 

 

営業だったり、ビジネスにおいては、あまり良い性質では無いとは思うのですが、僕は、スーパー営業マンでもあった上司の評価とも合点がいっているらしいこの自分の性質を、とっても大事にする事にしたんです。

 

 

例えば曲作り。

 

 

結構色んな事に通じる問題だと思うのですが、音楽も、長くやればやるほど、知れば知るほど、難しく思えてくる部分が多々出てきます。その最たる例が曲作り。3つぐらいしかコードを知らないのに、勢いでバンバン曲が作れたあの時代、みたいなね。

 

 

 

色んな事を知ってしまった(知った気になっている)故に、手を出しづらくなった事って、案外ありませんか?

 

 

 

 

恋愛なんかが身近な例なのかな。幼稚園の頃、変なモテ期があって、「恵太くんと結婚するの!」と、周りの女の子たちと喧嘩してたユカちゃん。

 

 

あれから何を知ったんだい?

もう僕は、二児のパパになったよ。泣

無知って怖いっていうけど、知るっていうのも色々怖いよね(どんだけ幼稚園児に期待してたんだ)。

 

 

 

 

さて、ようやく話しを戻しましょう。選挙に行ったって話をしてます。そう、そんな話しだったんですよこれ。

 

 

 

そんな、可もなく不可もない感覚(普通の感覚)を大事にしている僕は、YouTubeでれいわ新選組の山本太郎さんの演説を目にする事になります。で、思ったんですよね。

 

 

面白い人。

熱い人。

人の心を動かす人だ。

 

 

 

それまで、僕が興味あった政党っていうのは、割と長年応援しているNHKから国民を守る党ぐらいだったんですが、まぁ何せイロモノ扱いされ続けてきているので、流石に国会の議席は厳しいだろうなーっていうのと、自民・公明が勝つっていうのはもう分かりきっているので、別に行かなくてもいっかっていう感じだったんですね。さらに言えば、別に自民党でも、確かに腑に落ちないことは多々あるけど、現状、あれだけ外交ができる政党もないだろうし、しょうがないかなっていう感じだったんですよね。

 

 

そんな中のれいわ新選組。

山本太郎のあの演説。

 

 

たまたま、オリラジあっちゃんのYouTube大学にハマって歴史を勉強し直していて、世の中を変えていく人っていうのに凄く興味があったりもしていたタイミングだったので、これはちょっと面白そうだなと。

 

その上で、NHKから国民を守る党もそうだけど、両者ともYouTubeをはじめ、SNSだったり、ネットを駆使しながら、アンダーグランドの基盤を大事に戦っていたんですよね。

 

 

歴史を勉強すると分かってくるのですが、新しいテクノロジーが誕生して、それを駆使した戦いがある度に歴史が変わっていってるんですね。初めて銃を使って天下を取った織田信長だったり、原爆の誕生で、戦争は昔と全く違うものになりました。ミサイルなんかは、あくまで威嚇。世界が今、本当にドンパチやっちゃうと、地球が壊れてしまうぐらい、火力的なテクノロジーは進化しちゃった訳です。

 

 

良くも悪くも、新しいテクノロジーからの時代の変化っていうものには、古い人類は絶対敵わないんですね。歴史が証明してるんです。

 

 

そんな中のインターネット。

 

 

恐らく現時点で、人類が生み出したもののベスト3に入る発明かと思います。火(エネルギー関係)、道具、インターネット。ねー。

 

 

選挙なんて、ほとんど意味がない。今の選挙のやり方で、国民1人1人の民意を得るなんて不可能なんです。ごみ問題と一緒。ごみ、絶対なくならないでしょ?これだけ人がいれば、絶対捨てる人がいるからです。

 

 

実際、今回の選挙も、戦後2番目に悪い投票率、48・8パーセント。2人に1人も行ってない。隣の人に選挙行った?なんて聞くと、「選挙なんて行ってるんだー」っていうレベルの数字な訳です。若者が選挙に行かないから変わらないとか、今の日本の人口比率や年齢層別の政党投票率からみて、例えば若者が全員行ったとしても、ギリギリ自民・公明票に太刀打ちできるかどうかなのに、よくそんなこと平気で言えるよなーって思います。あれはマジでうざいと思う。マジウザ。忙しい若者に時間使わせて、労力使わせて。選挙なんて、勝手にやってろよって話しなんですよ若者からすれば。

 

 

 

あー、すっきりした。

 

 

本当の意味での民主主義。それを、可能にするのがインターネットなんです。現状、その方法しかないんです。テレビも電話も、なんでもネットに繋げられる時代です。うちの妻も、選挙行きたかったのに、二児の子育てや天候の関係もあって、今回は結局行けなった。そう、“行けなくて”選挙に参加できなかったんです。こういう人がどれだけいるか。

 

 

 

その上で、ネットでしっかり基盤をつくって、本当の意味での民意とファンを獲得していった、れいわ新撰組とNHKから国民を守る党。他の党に比べて、圧倒的にこの2つの政党がネットを駆使した上で、良くも悪くも、真のカリスマ性を持った党首のように、「可もなく不可もない」僕の脳みそが感じた訳です。単純に、面白いよねって。

 

 

なので、世の中を変える為とかじゃなくて、その感覚を確かめたいっていう気持ちで参加したっていうのが本音です。

 

 

結果、れいわ新選組は2議席を獲得し、その2議席も、特別枠の重度障害者2人で、比例で最多の投票をもらいながら、自らの議員バッチと引き換えに山本太郎は落選するっていうドラマチックな展開に。そして、我らがN国党(笑)も、ギリギリ1議席獲得っていう、世間ではまさかまさかの結果になりました。これが、”まさかまさかの結果”っていうのが、僕は違ってると思っていて、普通の感覚の僕からすれば、それが普通だよねっていう。報道に流されず、僕みたいに思っていた人が、それだけ居たっていう。それが証明された今回の選挙だった訳です。どうだ見たか!!

 

 

 

 

そして、メディアが、“これまで通り”この2党を避けて報道してくれたおかげで、報道のあり方にもしっかり批判が高まるっていう。吉本の問題もそうだけど、本当に報道するべきことは何なのかっていう。僕みたいな普通の感覚の人は、テレビよりもYouTube見てます。その方が信用あるし(ネタも多いけど)、面白いから。

 

ただこの先も、基本、中高年ばかりに都合がいい報道が続くはずなので、世の中はそんなに直ぐには変わらないかな。ひょっとしたら、僕の目の黒いうちは、ちょっと難しいかも知れないなーという感じ。それぐらい、色々腐ってますよね。気にしない気にしない。気になるか。

 

 

 

 

時代は変わりますよ。ディランも言ってますから。でも、もはや別に無理に変わんなくてもいいです。増税とか、もはやどうでも良いです。ギターだけあれば、こっちはこっちで、何とか楽しくやりますんで。教育・子育て関係だけ、何とかお願いしたいぐらい。僕はどうでも良いので、子供だけ何とか不自由なく育ってくれる環境ならオールオッケー。税率50パーでもオッケー。税率スクランブルとか出来ないのかな。内田家、税率50パーセント!その代わり、お子さん大学まで教育費無料保証、医療全額免除、習い事し放題、お菓子付き!とかさ。

 

 

子供少な過ぎる上に子育てしにくいって、マジで国潰れますから。

 

 

兎にも角にも、

 

 

期待はするな!

アテにもするな!

希望は持て!

全部自分次第。

イエーイ!

 

 

 

35年生きてきて、今のところの人生の答えです。

 

 

 

「反社会組織問題」

 

 

 

吉本の問題に、世間がこれだけ関心がある(ように感じる)のは、結局、自分の生活に置き換えやすいからなんじゃないですかね?

 

会社とかって、働いている人からすれば凄く身近じゃないですか?身近なもののはずなのに、何だか身近なものじゃないのが会社の上層部ってやつですよね。しかも、それがあの吉本っていうのが、結果、更に世間の関心を集めている気がします。有名っていうのは大変です。

 

 

 

さて、今回のブログで一番書きたかった事を書きます(どうしました?ここからが本番ですよ?)。

 

 

 

 

「純潔」を突き進むならば「純潔」を蝕もうとする「邪悪」よりも邪悪さを持っていなければならない。

 

 

 

これは、僕の神である、銀杏BOYZのボーカル、峯田さんの好きな言葉です。

峯田さんの好きな言葉、神の好きな言葉です。アーメン。

 

 

 

 

言葉の通りなんですが、例えていうなら、自分の子供に「万引きはいけない事だよ!」って教えなきゃいけないとして、本当の意味で教えてあげる事が出来るのかな?って思う訳です。万引きをして、警察に出頭したり、それでちょっと家庭崩壊とかなりかけて反省して、そういう経験がある人なら本当の意味で、熱を込めて教える事が出来ると思うんです。麻薬もそうですね。経験者は語るっていうやつです。

 

 

 

今回の吉本問題。何が面白いかって、反社側の意見や見解です。

もう、そっちの方が、圧倒的に説得力があって面白い。

 

 

悪い人たち(ここでは便宜上、敢えてそう書かせてください)っていうのは、自分たちが悪いことをしているっていうのは勿論分かっている訳です。その上で、大半は自分からすすんで悪いことをしたかった訳ではない人たちです。色んな理由があって、社会からはみ出してしまった。でも、人間である以上腹は減る訳で、稼いでいかないといけない訳です。

 

 

何とか受け入れてもらえる組織に入って、そういった組織は宴会をしようにも、厳しい法律あって、お店やホテルを予約するのすら大変な訳です。なので、そういう人たちは色んな事を勉強しています。やくざも詐欺も、このご時世、頭がないとすぐ捕まるし、稼げないからです。人間や社会の醜さや不条理を、これでもかっていうくらい知りながら日々戦っている人たちです。感情に流されず、冷静に、虎視眈々と、世の中の色んなものをみている人たちです。

 

 

 

ある意味では、何となく国や法律や社会に守られているような気でいる人間とは、全く違った逞しさがある訳ですね。

 

 

 

それに、ぶっちゃけ悪い人の話って面白いでしょ?喧嘩しただの捕まっただの盗んだだの騙しただの。人って悪い事、基本的に好きなんですよね。

 

うちの1歳の子供は、飲み物ぶちまけたり、物投げたり、いきなりビンタしてきたり、、もう完全に悪い人です。反社です。本当に怖い、逃げたいときもあるくらい(泣)

 

 

それを、”今の社会的には”悪い事だよ!と教えていかないといけない訳です。

 

 

なんで学校に行かなきゃいけないの?なんで同性同士で結婚しちゃダメなの?なんで働かないといけないの?

 

 

この先、子供たちが投げかけてくるであろう様々な疑問に、どれだけ本当の意味で答えてあげることができるだろう。

 

 

 

その上で、

 

 

「純潔」を突き進むならば「純潔」を蝕もうとする「邪悪」よりも邪悪さを持っていなければならない

 

と思う訳です。

 

 

なので、僕の検索履歴は、たぶん悪いことばっかりです。

ヘロイン 効果、詐欺 方法、とか。

犯罪者予備群www

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「プライベート」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次女、生後二ヶ月になりました。

すくすく育ってます。

 

 

みのり(左)の時と比べると、もの凄く抱っこマンで、抱っこしてないと割とすぐ泣きます。生まれた時から、ちゃんと性格って違うんだなーと実感。一つとして、同じ子育てはありませんね。

 

 

さて、明日はゆんたくライブです!

 

 

 

お笑いも音楽も、僕は魔法だと思っています。

どんな社会であろうと、どんな時代であろうと通じる魔法。

そんな魔法をバカみたいに信じて、明日はゆんたくで歌ってきます。

 

 

 

 

 

恵太

 

 

 

2019年07月25日 | Posted in ブログ | | No Comments » 

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