Roland様

へっくしん!

 

どうも、ハクション大魔王こと、恵太です。

沖縄で生まれ育った時は、まるでご縁がなかった花粉達に囲まれながら、今日も元気に生きています。泣

 

 

いよいよ春めいてきて、会社の猫達も何だか活動的です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホスト界の帝王、Roland様。

遂に本を出版されました。

 

 

 

 

 

 

ローランダーになって早3年目。東城誠時代から注目してました。

だって、面白いんだもんこの人。

因みに、妻は全く興味がないみたい。ホストにハマる旦那。

 

 

冷ややかな妻の視線を尻目に、即買い即読み。

 

 

名言(迷言?)だけが独り歩きしがちで、この人の本質を取り上げてくれているメディアはまだまだ少ない気がするけど、この人の魅力が一番良くわかるツールになってると思います。

 

 

 

一言で言ってしまえば、Rolandっていう人は、人間が本来もっている本能・美学・思想そのものなんだと思う。大人になるにつれて、”本当はこうなりたいのに”とか、”本当はこれが好きなのに”っていう、かけがえのない”俺”の部分を、知らず知らずのうちに抑え付けて、結局、”俺以外”の人間になってしまった人達にとっては、グサグサ刺さる内容になってると思う。あと、普通に笑える本です。活字の本読んで、こんなに笑った事あったっけなっていうくらい。

 

 

本の印税は、全て義援金になるそうです。義援金にするまでのエピソードも、非常に感慨深いものがあります。本物のローランダーが増えれば、世界はもっと平和になっていく気がします。

 

 

 

そもそも、何故こんなにRoland様にハマってしまったのか。

 

 

 

これは恐らく、僕が3年前まで勤めていた営業会社からの影響だと思います。

 

 

その営業会社は、人数こそ20人足らずの小さな会社でしたが、200万円近くする商材を月に30本以上売り上げてしまう、物凄い営業力のある会社でした。扱っている商材も、顧客管理システムっていう、凄く小難しいもので、会社やお店にいきなり電話かけて、代表2〜3時間頂いて商談に行く感じでした。アポを1件取るのも大変で、300件ぐらい電話をかけて1件現場になれば良いような感じでした。そんなアポインターの努力も、成約にならなければ水の泡なわけです。因みに僕は、アポインターから始まって、やっと現場に出て3ヶ月、1本も売れませんでした。

 

 

そんな商材を、月に10本以上成約してしまう営業マンが3人いました。

 

 

僕は、その3人のスーパー営業マンの現場に同行させてもらい、営業を見させて頂きました。何故、いきなり電話をかけた人に、200万の物が売れるのか。3人とも、全く違ったタイプの営業マンでしたが、共通していえるのは一言でいえば、”夢をみさせる能力に長けている”という事でした。

 

 

 

”夢を与えられた”、”元気をもらえた”、”応援したい”。

 

 

 

こうなると、人はいきなり電話してきた相手でも、200万払うのです。その商材の機能なんて、ほとんどどうでも良いんですね。しかも相手は、あれだけ電話で、「お金のかかる事は絶対しないよ!」「30分しか時間ないから手短にお願いね!」って話してた、お店や会社の経営者です。

 

 

因みに、その営業会社は、本社吸収合併という形で解散になってしまい、僕はまた別の仕事に就く事になる訳ですが、新宿の大きな本社に移動したスーパー営業マンの1人は、現在、20年続く本社の営業記録を毎年塗り替えているそうです。

 

 

向いてる向いてない、という理由で、仕事を変えたりなかなかやりたい事が見つからないという人は多いと思います。営業を学ぶと、その原因の多くは、知らず知らずのうちに、自分で出来ない理由を探してしまっていた事に気付きます。

 

 

営業は基本、自分でNGを決め付けてしまうと絶対に売れません。「時間がないからまた今度」と言われて帰るような営業マンは売れないんです。営業電話を受けた事がある人は経験あると思うけど、最低限、「いつなら時間ありますか?」と、当たり前に聞いてくるはずです。話が出来るにはどうしたら良いだろう、どうしたら時間を作ってくれるだろう。売れる営業マンの脳みそは、常にそんな感じ。出来る理由しか探さないんです。自分でNGを決めないんです。好きな人がいて、20回も30回も告白してフラれてるけど諦めない奴。そんな奴は、サイコパスかスーパー営業マンの資質があるかのどっちかです。笑

 

 

どんなに癖のある人だろうと、仲良くなる(信頼を得る)→本音の悩みを聞く(ニーズ把握)→提案・コスト通過→成約、となります。そして、売れる営業マンの現場は、とっても楽しいです。笑いが絶えません。人を気持ち良くする、楽しく幸せな気分にする。これが本当の営業マンです。日本では、如何せん営業マンというと敬遠されがち・嫌われがちですが、アメリカでは、常に友達にしたい職業ランキングの上位に営業マンがあるそうです。それくらい話が面白いし、色んな事を知ってるし、何にしても営業スキルがある人は重宝されているんです。

 

 

そんな感じで、Roland様に関していえば、僕はホストとしては全く見てなくて、そんなスーパー営業マンだと思って見て楽しませて貰っています。席に着くなり、初めてのお客様にも「久しぶり!テレビの画面越しに目合ってたよね?」と言って、一瞬で笑いを取って心を掴みつつ仲良くなって、お客様の疑問や質問に、突拍子だけど筋が通った答えで返す。計算し尽くされたトーク力。有名な、「お風呂っていつも何処から洗ってる?」からの「俺、オーラから洗う」が成立するのは、Rolandというブランディングが成功している証だし、それこそ血の滲むような努力だったと思う。事前の空間作りから、何から何まで、この人を指名して良かった、この人の側に居る私は特別なんだと思わせてくれる。営業の視点で見ると、本当に多くの事が学べるし、何より、その信念や美学に僕は魅了されっぱなしです。

 

 

成功した人や有名な人が言う「夢を諦めるな」と、全く名前も知らない人に言われる「夢を諦めるな」では、心の響き方が全く違うように、ちょっと悲しいけど、僕は音楽でもそれは全く同じだと思ってる。売れる売れないの話でいえば、今の僕が幾ら、自分では素晴らしいと思う曲を書いても、僕に興味がない人や全然知らない人にとっては雑音なんだと思ってる。でも、そこで大事なのは、どれだけ自分の美学があるか。

 

 

売掛(後日払い)を絶対にしない。

最高の接客をする為に、接客中は酒を飲まない。

安売りはしない。売れない時は堂々と売れ残る。

 

売れてない時から現在まで、そんなブレない美学と信念を突き通しているRoland様。そのせいで、沢山苦労もしたけど、そのお陰でRolandというブランディングが成功し、売掛なしで1日に4000万を売り上げてしまう伝説を残せたんだと思う。

 

 

 

 

”成功した秘訣は何ですか?”という問いかけにはいつも、

 

「Rolandだから」

 

と笑って返す。

 

僕の中にも、誰の中にも、自分に嘘をつかなければ、きっとRolandは見つかるはず。

 

 

 

 

 

 

恵太

2019年03月12日 | Posted in ブログ | | No Comments » 

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